2013年08月04日

読書感想文は苦手です

 『(株)貧困大国アメリカ』堤 未果/岩波新書を読みました。この夏は本を沢山読んでいます。

 新聞(特に日経)読んでも見えてこない日本の行く末が書かれています。衝撃的かつ決して望まない未来ですが、TPPをはじめとする自由貿易主義の波に飲まれてしまうとそうなってしまうのであろうことが、かなり現実的に想像されます。

s-s-IMGP9302.jpg

 著者は重要な語句を「 」で強調しています。アメリカやインドの話として出てくる、

  「強いアメリカ(日本)構想」
  「小さな政府」
  「規制緩和」
  「民営化」
  「マイナンバー制度」

上に挙げた言葉たちはどれも日本でも良く目にします。それぞれの事柄が同じ根っこを持ち同じ方向へ向かおうとしていることが分かります。誰の意思がそうさせるのかも。


 多国籍巨大企業が政治やメディア・食などを支配し、ますます1%に(合法的な略奪・搾取により)富が集中する構造に対抗するのは絶望的な困難さと思えてしまいます。でも、エピローグでは99%の私たちが主権を取り戻せる可能性について触れられています。

  ・企業はモラルより損得で動かせ
  ・モラルに反する経営をする企業は支援できないという、はっきりとした意思表示をすべき
  ・「1%」より、それを支えるシステムを攻撃せよ
  ・「99%」の代表を政界に送らなければならない
  ・あきらめて流れに身をまかせたら負け

 折しも先日の参院選では、東京選挙区から99%の代表(と思える候補)が2人当選しました。あきらめませんよ、私も。
 あ、この本は与党に票を入れたひとにも是非読んで下さい。
posted by MIKA at 03:44| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
コチラをクリックしてください