2013年09月18日

いつも持っていないと

 撮りたいと思った時に一眼レフを持っていない、ということになるのです。今日がそれでした。
 仕方無いので、メモ用のコンパクトカメラで撮影。

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 折角こんな妙な雲に出会ったのに。

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 絶妙な光なのに。

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 本当はクレーンで大きな月を吊り上げてる写真を撮りたいところですが、望遠側いっぱいでこの大きさ。クレーンフックと月が一致するアングルを探す気も萎え。

 やっぱりDA40mmF2.8 XSを買ってでもK-rを常時携帯すべきなのかしら。


FUJIFILM A100 FUJINON 6.3-18.9mm F3.1-5.6
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2013年08月20日

『西の魔女が死んだ』4回目

 何度読んでも良い物語です。

 梨木香歩さんの小説には、「丁寧に暮らす」ひとが必ず登場します。この場合は、おばあちゃん(=魔女)。植物などの自然・身の回りの日用品・思い出・信念・・・・・・・。そういうものを大事にしながらきちんとした生活をを、急がず流されずに営んでいます。作者もたぶん、日常の小さな出来事とか古い道具や習慣とか人の心の繊細な部分とかを慈しむように日々を過ごすような方なんだと思います。更に梨木さんの文章が魅力的なのは、選び抜かれた言葉たちが無駄なく嫌味なく静かにきらきらと輝いていることです。日本語への愛情を感じます。

 不登校の少女が「西の魔女」と呼ばれる英国人ハーフのおばあちゃんの家で「魔女修行」を通して成長する話。あらすじはそういうことですが、ディティールを噛み締めて読んで頂きたい。一行たりとも省略出来るところが有りません。『星の王子さま』同様に「この本を、寝そべってたりなんかして、読んでもらいたくない」のです。

 私がよりこの本に引き込まれるのは、主人公のまいと彼女を取り巻く環境に共通する部分を見るからでもあります。
 いじめには逢っていませんが学校へ行かなかった時期が有りますし、おばあちゃんっ子でしたし、西(近いけど)に外国生まれの日本人の老婦人もいました。夏休みにはその魔女?の家に何度か泊まりました。祖母も魔女も植物好きで色々教わったのです。

 何年か前に同小説は映画化されましたが、実はまだ観ていません。繰り返し読んだ今なら、原作と印象が違っても受け容れられそう。そろそろ観てみようかな。撮影に使われた魔女の家は見に行ったことがありますが、こちらは完璧なくらい原作に忠実でした。

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 文庫本は新潮文庫、単行本は小学館。文庫は、後日譚の『渡りの一日』が収録されているのでおすすめ。赤毛のアンでいうところのダイアナ・バーリーのような「腹心の友」的な子が登場する、清々しい短編です。
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2013年08月18日

愛しのカメラベスト100

 いま書店に並んでいる日本カメラ8月号の特集、なかなか面白いですね。

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 30人もの写真家たちが、思い入れのあるカメラを5機種ずつ挙げてベスト100を決めるというもの。
 赤城耕一・海野和男・大西みつぐ・竹内敏信・田中長徳・なぎら健一(敬称略)・・・・・・という面々が選んだカメラは王道の実用機あり、写真を始めるきっかけとなった最初の一台あり、それぞれ違って個性が出ています。綜合1位がプラウベルマキナという結果には仰天しました。
 ペンタックス関連の著書がある中村文夫さんはMZ-Sを入れてました。ハイパー操作系の集大成・最後の仕事用フィルムカメラとして。このカメラ、私は形が好きくないのですが、中山慶太さんも褒めてるんですよねー。好きな人が使っていたり高く評価していたりすると、気になっちゃいます。

 それにしても「忘れられない、忘れたくない、君しかいない」という程のカメラ、私にとっては・・・・・・。

1 PENTAX SFXn
2 PENTAX SP
3 PENTAX ist DS2
4 PENTAX ME
5 PENTAX LX

 なんだ、結局シャッター切った回数順そのまんまじゃないの。K-7やK-rは、身体の一部にはなっていません。まだ或る種の緊張感がある関係な訳ですが、それはそれで心地良いから良いんです。

 LX最近使ってないなー。来月はLXの番かな。
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2013年08月10日

今月はこれで撮ってます

 CONTAX IIaです。

 所有している古式カメラの中では状態がかなり良い部類でして、安心して撮影出来ます。この日はいつものK-rと合わせて2台を連れて出掛けましたが、IIaだけでも大丈夫。
唯一の難点は、二重像が薄くなってしまっていてピント合わせに苦労すること。

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PENTAX K-r + SMC PENTAX F28mm F2.8

 巻き上げ時に鎧戸シャッターがチャージされる感触や、「ジャッ」っというライカでは有り得ないような大きなシャッター音が素敵。
 Sonnar 50mm F2の最短撮影距離が新しめのレンズより長いので、被写体の切り取り方で頭を使います。
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2013年08月04日

読書感想文は苦手です

 『(株)貧困大国アメリカ』堤 未果/岩波新書を読みました。この夏は本を沢山読んでいます。

 新聞(特に日経)読んでも見えてこない日本の行く末が書かれています。衝撃的かつ決して望まない未来ですが、TPPをはじめとする自由貿易主義の波に飲まれてしまうとそうなってしまうのであろうことが、かなり現実的に想像されます。

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 著者は重要な語句を「 」で強調しています。アメリカやインドの話として出てくる、

  「強いアメリカ(日本)構想」
  「小さな政府」
  「規制緩和」
  「民営化」
  「マイナンバー制度」

上に挙げた言葉たちはどれも日本でも良く目にします。それぞれの事柄が同じ根っこを持ち同じ方向へ向かおうとしていることが分かります。誰の意思がそうさせるのかも。


 多国籍巨大企業が政治やメディア・食などを支配し、ますます1%に(合法的な略奪・搾取により)富が集中する構造に対抗するのは絶望的な困難さと思えてしまいます。でも、エピローグでは99%の私たちが主権を取り戻せる可能性について触れられています。

  ・企業はモラルより損得で動かせ
  ・モラルに反する経営をする企業は支援できないという、はっきりとした意思表示をすべき
  ・「1%」より、それを支えるシステムを攻撃せよ
  ・「99%」の代表を政界に送らなければならない
  ・あきらめて流れに身をまかせたら負け

 折しも先日の参院選では、東京選挙区から99%の代表(と思える候補)が2人当選しました。あきらめませんよ、私も。
 あ、この本は与党に票を入れたひとにも是非読んで下さい。
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2013年08月02日

現像代

 昔の感覚で、同時プリントが当然割安だと信じて疑わなかったのに、疑ったら違ってました。
 K店では、同時でも焼増でもL判1枚¥37。カラーネガ現像が¥630。これも同時でも現のみでも同じ。

 なぁんだ。ぢゃあ今回から現のみですょ。受け取りン時にインデックスプリント見て、その場で焼増注文しても、また30分後に仕上げてくれるんですもの。
 デジタルで技術が退化してるから失敗カットが多過ぎて、プリントの価値があるのは数コマですから。これで少し節約出来ます。まだまだ銀塩写真撮るぞー。


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FUJICA ST801 + EBC FUJINON 55mm F1.8 + KODAK PORTRA160NC

 先月が試写の当番だったST801で撮った写真です。
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2013年07月29日

『9条どうでしょう』読了

 4人の著者それぞれが非常に個性的な憲法論を展開しています。

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 憲法9条を主題にした本の書き手は9条を擁護する「護憲派」であることがほとんどです。この本も護憲か改憲かと言ったら護憲でしょうし、9条を変えることの影響を憂慮していることではみな共通の認識のようです。でも、既存の憲法論と違うのはその結論に至るまでの根拠です。大胆で意外ですが、腑に落ちます。
 一風変わった論説の、更に一部だけを取り出してしまうのは誤解のもとであることを承知で、気になった言葉を箇条書きしてみます。これで御興味を持たれた方は是非本書をお読み下さい。

・「正当性が認められていない」ことこそが自衛隊の正当性を担保するだろう
・(アメリカでは)革命を起こす権利を憲法が認めている
・国民皆兵制は、(職業軍人だけに軍隊を独占されるのは危険だから)国家権力の横暴を防ぐためのものである
・憲法九条の熱烈な支持者のひとりに、おそらく今上天皇がいる
・現実としばしば不整合を起こすからこそ「原点」を憲法に記してある
・戦争そのものを否定するという迂遠な「理想」を軽蔑するものは、軽蔑されるような「現実」しか作り出すことはできない
・(戦後六十年間、一度も戦火を交えず、戦闘の犠牲者も出していないことを)国益と言わずして、何を国益と言えばよいのか
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2013年07月18日

太郎さん見てきたょ

 生田緑地にある岡本太郎美術館に行ってきました。

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 この「母の塔」をいつでも見ることが出来る、専修大学の学生さんがうらやましいのです。

 幼い頃、祖父の書棚で見付けた『今日の芸術』の表紙には、強烈な印象を受けました。学生になって中身を読んだ私は、他人や世間の評価を意識した美術作品が卑しくつまらないものに感じるようになりました。結局勇気が無くて本当に自由な制作は出来ませんでしたが、以前より生きることに真剣になれました。
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 停滞してるなー、と思ったら太郎さんの言葉を読み返すのです。凡人の私でも、その直後くらいは太郎さんの魂が乗り移ってパワーが出るから。


 ところで、ここは市の施設だからか入館料が¥500と手頃です。中学生以下は無料。こどもたちに是非感じて欲しい。変な常識がこびりつく前に。
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2013年07月15日

夏専用FUJICA

 私のFUJICA ST801の出番が夏に限られるのは、ヘリコイドのグリスが硬くなってしまっていて冬は特にピントリングが重いから。今年の猛暑は、ピント合わせ易くて良いですね。それにしても暑い!

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PENTAX K-7 + SMC PENTAX-FA50mm F1.4

 この写真機を隠れた名機として紹介されているサイトを結構見掛けますが、同感です。非常に完成度が高いのです。
 1972年発売ですから、PENTAXで云うとES(1971年)の頃です。ESは当時としては画期的だった電子シャッターによる絞り優先オートを備えた機種でしたが、ST-801の方がSPの後継として相応しい気がします。メーカーが違いますけど。

 機械式で1/2000、LEDによる7段階のファインダー内露出表示、ロック付スクリューマウント、プレビューボタン、明るく見易いファインダー、585gの軽量ボディー、シャッターボタンロック、等々。必要なものは全部有ります。
 どうして売れなかったんでしょう?フィルムメーカーの作る一眼レフとしては王道過ぎたんでしょうか。それともデザイン?確かにボディーの幅が狭い割にペンタ部が大きく、あんまりバランスが良いとは云えません。CONTAX S2なんかもそうですが。FUJINONレンズは評価が高い(中古価格も高い)のにねー。

 唯一の不満は、右手の指先が常にセルフタイマーレバーに触れること。もう少しレンズマウントを左手側に配置出来なかったかしら。

 程度の良い物件があったら、買っておいて損はない機種だと思います。
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2013年07月14日

久し振りのC35

C35FDで撮った写真が出来ました。

 例によって、L判プリントをスキャンしています。そういう画質です。

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 ネガフィルムだから何とかなっていますが、こういう光の具合ですと露出が難しいのです。EE(絞り優先オート)専用なので、露出補正代わりに感度設定をいじっています。プラス補正したいときは「低感度フィルム」だよってカメラに嘘をつくの。このカットも確かそう。陰影礼讃。


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 フィルムの端っこなので左側が赤くなっています。銀塩の証拠。


KONICA C35FD + HEXANON 38mm F1.8 + Kodak PORTRA 160 NC
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